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2012/06
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真っ白になった 1日・・・・・・
『長かった6日間』を書き綴り終えてしまい
【6月3日】この日を書く事を 悩みましたが、
ラブ君の一生を 最期まで…最期こそ書き残しておかなくては…と思い
PCに向き合う事にしました。

ここ何回かは、長い文章に(記録)になります。
読んで頂くには申し訳ないので、明るい話題の時に訪問して下さいね。



6月3日(日)
午前6:05ラブ君嘔吐。
吐くまでは、体全体で息をしていましたが、嘔吐後は、少し息使いが落ち着いた。
しかし、ここ2・3日の様子とは違う事は一目瞭然。

この日の家族のスケジュールは
母は、介護の仕事をしていて 日曜日は日勤が一人な為休みが取れなくって、
父と私は、地域の行事が入ってた。(私は役員としての役目も有った)
父は午前中だけ、私は1日。しかし、昼休憩時には帰ってくる予定ではいました。。。

しかし、今日は、ラブ君を置いて出掛ける事は出来なかった。
行事の会長さんへ連絡。
(人によっては、犬の病気の為に…????と思う方もいらしゃるでしょうが
 「こちらはいいよ。しっかり見てあげて」と言って下さった。感謝です)

心置きなくラブ君に寄り添い、病院に行きました。

我が家のワンコ達が掛かっている病院は、自宅から車で20分ちょっとの隣町。
この日は、丁度その町でお祭り( 昨年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の
世界無形文化遺産に登録)が有り、過去最高の人出と交通規制。

信号待ちの私の車の横を通り過ぎて行く人達に向かって吠えるチョビ君に
皆さん注目。。。。。。。
後部座席に横になっているラブ君に「わ~大きい❤かわいい❤」と
多くの方から声をかけられるラブ君。
起き上がる事は出来ないけれど 尻尾を2振り。
辛いながらも 嬉しかったのか、声をかけて下さった皆さんに挨拶。

病院に着いて直ぐ、先生は心音を聞かれ、心電図と検査を行う。
ほんの少し希望が持てる良い方向に 数値が上ってたのに…
出た数値は、【0.74】心臓・腎臓がほとんど機能していなくって・・・・
点滴をしてもらい、ICUに入った。
少し経つと、体全身で息をしていたラブ君の息遣いが 落ち着き穏やかになった。

「可能性は0ではない!! 出来る限りの事は全力でやりましょう。
 ただ、今夜が山になります。お母さんの仕事が終わったら 
 何時でもいいから 家族そろって来て下さい。」と言われた。


何故か何時も以上に落ち着かないチョビ君。
看護婦さんに預けようとしたら「う~~~~」と警戒。
私にしがみ付き離れようとしない。
ラブ君が入っている部屋の横・上の部屋にも他の患者ワンコがいたので、
チョビ君を抱いて近づけないと思い 一度帰宅。


「ラブ君、頑張って、後で皆来るからね。」と声をかけると
来た時にぐったりしていたラブ君が、体を起して私とチョビ君を見た。
何時も以上に優しい目をしていた。

帰り道、どの様に帰ったのか あまり覚えていない。
ただただ、ラブ君の姿を思いつつ「ラブ君、頑張って!!」「奇跡を起こして…」
(いや、この時は、最悪の事など考えてはいなかった。)
数値が0.1でも上る事だけを祈りながら車を走らせた。

自宅に帰り、両親や友達に連絡をしていた時。
午前11:34、私の携帯にキャッチが入った。
「午前11:33 心肺停止の確認を致しました。
 力足らず申し訳有りません。
 綺麗に旅立ちの準備をさせて頂きますので、
 何時でもいいから御迎えに来てあげて下さい。」…獣医さんからの電話でした。

私が病院を離れて 1時間30分後の事でした。

一瞬、何が何だか分からなかった。
ただただ、淡々と母にメールを打ち、父に連絡を取った。
先程まで話していた友達にも再度電話をした。
人の声を聞くと気が緩み 涙が溢れ『なぜなぜ…帰っちゃったんだろう』
其の事だけが悔しくって後悔、自分を責めた。

父が直ぐに戻って来たので、父とチョビ君と再び病院に向かった。

病院に付くと、棺に入ったラブ君を 別室から運んで来られラブ君と対面。
体を拭いて、ブラッシングされたラブ君が花に飾られ、静かに寝てました。

先生にラブ君の最期について伺いました。
ICUに入って、点滴を受けていたお陰で 息使いも穏やかになり、
す~~~~~っと眠る様に、逝ったそうです。
心臓マッサージ、蘇生処置と 頑張って下さったのですが、甲斐無く…
ラブ君は、先生や看護婦さん達に看取られて、永久の眠りに付いたそうです。

先生の言葉を 一つ一つ心の中に受け止める事が必死で、涙は、出ませんでした。
家族が看取る事が出来ませんでしたが、ラブ君が『見せたくない』と望んだと
思い受け入れようと自分に言い聞かせました。

しかし、、心の中で後悔ばかりを思う中。。。。
行事をドタキャンして病院に来て良かったと思いました。
あのまま、行事に参加していたら ラブ君は、誰も居ない部屋の中で
苦しい息遣いのまま、旅立ってしまっていた事でしょうが、
大好きな病院で、大好きな獣医さん・看護婦の皆さんに看取られた事は、
唯一、ラブ君にしてあげれた事かな。。。。
私自身、家族にとっても ラブ君に対して、今後の気持ちの有り方について、
大きな決断(分岐点)となりました。

お陰で、「ラブ君、帰るよ。」と声をかければ、起き上がって尻尾を振りそうな感じ。
本当に、何時もの可愛い安らかな寝顔でした。

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通夜には、Wanomaさん、モモンガちゃん、Sのおばさん、Tさん。
お別れをする為に来て下さいました。
有難う御座いました。

チョビ君は、ず~~~~っと、ラブ君の頭からしっぽまで、クンクンしていました。
其の様子が辛すぎて、其の夜は、棺の横でチョビ君と添い寝をしました。




最後まで、読んで下さった皆様、有難う御座いました。
これが、最愛のラブ君の最期の日の様子です。




気まぐれブログへ訪問していただき 有難う御座いました。
又の御訪問をお待ちしております。

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テーマ : LAB☆LOVE☆ラブラドール
ジャンル : ペット

プロフィール

Tamaki

Author:Tamaki
Tamaki…フリーのアニバーサリーデザイナー
ブライダルを中心に、誕生・入学・卒業・成人・発表会…
人生においての記念日に関しての衣装、小物を企画製作


ラブ君(ラブラドールレトリバー)♂
2002年3月12日生れ
1012年6月3日天使になる


チョビ君(ミニチュアダックス)♂
2006年10月15日生れ
2007年7月里親で我が家の家族になる

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